「Tenor」タグアーカイブ

誰も寝てはならぬ(トゥーランドット)

プッチーニの遺作「トゥーランドット」
アイススケーター荒川静香選手の名演技で一躍世に知られるようになったこの「誰も寝てはならぬ」は、絶世の美女トゥーランドット姫を我がものにしようとする意気込みを、流浪の王子カラフが情熱的に歌い上げるアリア。

Puccini / Turandot : Nessun dorma!
誰も寝てはならぬ(カラフ:トゥーランドット)

Caraf:
Nessun dorma!… Nessun dorma!…
誰も寝てはならぬ! 誰も寝てはならぬ!
Tu pura, o Principessa,
おう姫君よあなたもまた
Nella tua fredda stanza guardi le stelle
あなたの冷たい部屋に
Che tremanno d’amore e di speranza!
愛と望みに震えていらっしゃる。星を眺めていらっしゃる!
Ma il mio mistero e chiuso in me.
然し私の秘密は、私の中に秘められている
Il nome mio nessun sapra!
誰も私の名前を知らないだろう!
No, no, sulla tua bocca lo diro,
いや、私は、朝日が輝きそめた時
Quandro la luce spiendera!
あなたの唇の上にそれを告げるだろう!
Ed il mio bacio scigliera il silenzio
そして私のくちづけは、あなたを私のものにし
Che ti fa mia!
その沈黙を破るだろう!

Coro:
Il nome suo nessun sapra,
誰も彼の名前を知らないでしょう…
E noi dovrem, ahime, morir, morir!
そして、ああ、私達は死ななければならないのです。

Caraf:
Dilegua, o notte! … tramontate stelle!
おお、夜よ、消え去れ!… 星よ、沈め!
All’alba vincero
夜があけると、私は勝つだろう!

(訳:鈴木松子)

星は光りぬ(トスカ) E lucevan le stelle

プッチーニのオペラ「トスカ」第3幕で、冷酷な警視総監スカルピアに捕らえられた画家カヴァラドッシが、
死刑場へ向かう前に、恋人の歌姫トスカとの愛の思い出を噛み締めながら歌うアリア。

[embed_youtube id=’f6urNGBR95w’ width=’420′ height=’345′]

Puccini/Tosca : E lucevan le stelle 星は光りぬ

E lucevan le stelle ed olezzava
星は輝き、大地はよい匂いに満ちていた
La terra, stridea l’uscio
庭園の扉が軋み
Dell’orto e un passo sfiorava la rena…
歩みは、軽く砂地を掠める。
Entrava ella, fragrante,
あの人が、かぐわしく、はいって来て
Mi cadea fra le braccia…
私の腕の中に倒れ掛かる・・・
Oh, dolci baci, o languide carezze,
震えながら、あの人のヴェールをとり去り、
Mentr’io fremente
その美しい姿をあらわにしている間の
Le belle forme disciogliea dai veli!
あの甘いくちづけ、あの悩ましい愛撫!
Svani per sempre il sogno mio d’amore…
私の愛の夢は、永久に消えてしまった。
L’ora e fuggita…
時は去りゆき・・・
E muoio desperato! E muoio desperato!
絶望のうちに私は死ぬのだ!
E non ho amato mai tanto la vita! tanto la vita!
今まで、私はこれ程生命をいとおしんだことはない!
(訳:鈴木松子)

[embed_youtube id=’V_pg-DKBeZ0′ width=’420′ height=’345′]